床ずれについて
こんにちは、獣医師の横田です。
今日は床ずれについてお話させて頂きます。
わんちゃん猫ちゃんも、最近では高齢さんも多くなってきていて、寝たきりで横たわったままの介護が必要になってくることもあります。
ご飯も少しずつ食べるような状態だと、脂肪も落ちてきます。同じような体勢で寝ていると、骨が出ている所が地面と当たって、傷になってしまうことがあります。(これを褥創といいます。)
こうならないように、寝たきりの状態ならば、マットレス(低反発など柔らかいもの)を敷いてあげたり、数時間置きに寝返りを打たせてあげたりすることも大事です。
褥創が出来やすいところ(肩や骨盤のあたり)にあらかじめ小さな円形のマットみたいなものをお家で作って頂いて、負担を軽減することです。
そうです、人でもありますよね?!円形のクッション。それの小さい版です。
また、出来てしまった褥創は傷としての処置が必要になります。傷は状態により処置が異なるため、一度見せて頂く必要があります。ご来院をおすすめ致します。
わんちゃん、ねこちゃんも私たちと一緒に年を重ねていきます。
最期まで一緒に歩んでいきたいですね。そんなご希望に添えるように、努力していきたいと思います。何かありましたらお声をお掛けくださいね。