Problem-Oriented Medical Record

こんにちは!月曜日です!鈴木です!!

突然ですが、僕はたまにひとりで外にお酒を飲みに行ったりしていますbottle

以前は色んなお店を転々としていたのですが、最近はもっぱら同じお店に通っていましたbar

しかし悲しい事にそのお店、昨日で閉店になってしまいましたcrying

また居心地のいいお店を探さないといけないなぁ...

僕がひとりでプラプラほっつき歩いていたらぜひ声をかけて下さいね~

 

さて今日は獣医師がどんな考え方で診察を行っているのかお話します。

診断へのアプローチの基本はPOMRです。

POMRとはProblem-Oriented Medical Recordの頭文字をとったもので、日本語だと『問題指向性医学的記録法』と訳されますが、ワケがわかりませんねcoldsweats02

ちょっと詳しく言うと、患者の問題に対し、その問題を起こす可能性のある病気を全て考え、確定または否定していく作業のことです。

たとえば以前ブログでお話した多飲多尿(PU/PD)、この症状を起こす可能性のある病気は以下の通り...

1.クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)

2.子宮蓄膿症

3.糖尿病

4.慢性腎不全

5.初期の急性腎不全

6.腎盂腎炎

7.高カルシウム血症

8.肝不全

9.甲状腺機能亢進症

10.アジソン病(副腎皮質機能低下症)

11.尿崩症

12.偽心因性多渇

聞き慣れない言葉が出てきましたが気にしないでください。

多飲多尿の病気は12コ挙げられますよという事だけ理解していただければOKです。

話は戻って、この一覧を鑑別診断リストまたは除外リストと言い、ここから病気を探っていきます。

この段階ではまだ病気の診断には至っていません。

鑑別診断リストから、病気を確定または否定する為に追加検査をする必要が出てきます。

多飲多尿の場合はまず血液検査と尿検査、腹部超音波検査ですね。

その検査結果により初めて病気が絞れてきます。われわれ獣医師も検査結果なしでは病気も絞れませんsweat01

検査によって新たな問題が見つかった場合、新たな問題に対する鑑別診断リストを考え、しっかり絞っていきます。

この作業を繰り返し行うことで、複数の病気が併発している場合でも見逃しを無くし、科学的根拠を持って診断を下します。

この作業の進め方をPOMR法と言い、獣医師の頭の中で常に行われている作業です。

 

普段覗けない獣医師の頭の中はいかがでしたか?

ちょっと説明がうまく出来ずに分かりずらいところもあったと思いますが、こんな感じで診断を進めています。

もう少し診断について詳しく聞きたい!という方がいらっしゃいましたらぜひ鈴木までお声かけ下さい。

それでは今週はこの辺でpaper