前立腺肥大(過形成)・嚢胞

こんにちは、佐藤ですhappy01

今回は、 「前立腺肥大(過形成)・嚢胞」 についてお話ししたいと思いますsun

前立腺肥大は前立腺の過形成により起こる良性の腫大で、犬では最もよくみられる前立腺の病気です。

発症には雄性ホルモンが深く関与するため、雄性ホルモンを多く分泌する未去勢の雄犬で発症率が高く、9歳までに雄犬の95%が罹患すると言われていますthunderまた、前立腺嚢胞は、前立腺肥大に伴って形成されることが多く、肥大した前立腺の中に血液と分泌液が貯留する病気です。

無症状の場合もありますが、前立腺の肥大が進行すると症状を示すことがあります。

ヒトでは前立腺が内側に向かって大きくなるため、前立腺の中を通る尿道が圧迫され尿が出にくくなることが一般的です。

一方、犬の場合は前立腺が外側に向かって大きくなることで、前立腺の背側にある直腸が圧迫され、便が出にくくなったり、尿ではなく血液が出て来ることもありますtyphoon

治療には、外科的に精巣を取る去勢手術を行うか、薬により雄性ホルモンを抑えるかの2択になります。

去勢手術を行えば、12週で完全に小さくなると言われています。内科療法でも去勢手術と同じくらいの効果が得られるとの報告もありますが、投薬終了後に再発する可能性が指摘されています。

この病気は去勢をしてない犬で多く認められ、9歳までに9割以上の犬が罹患します。そのため、去勢してない犬を飼っている場合は、この病気のことを知っておくとともに、便が出ずらい、尿に血が混じるなどの症状がみられたら早めに動物病院を受診するようにしてくださいhappy01