こんにちは、獣医師の佐藤ですhappy01

前回、前々回とドライアイについてお話ししましたが、今回は、「涙」 ついてお話ししたいと思いますsun

涙には液体と油の二層構造になっていると言う事は以前お話ししましたsun

液体は表面張力により角膜全体に広がらないので、油の層が大切なんです。

液層にはさらに水成分と粘液成分 (ムチン)に分けられますflair

ムチンとは、納豆、オクラ、山芋などのネバネバ成分のことです。

気管や、胃腸などの消化管などの粘膜を覆っています。

胃粘膜が胃酸によってとけないのはこのムチンのおかげですhappy01

このムチンには、免疫作用のある物質が含まれているので感染から眼を守る働きがあります。

さらに、ネバネバしているため、ゴミなどの汚れをトラップして眼の表面から排除もしてくれますsun

他にも涙の働きには、

・眼球表面の湿潤

・通常血管のない角膜に酸素や、成長因子を供給

・レンズのがたがたを補正  などなど。

涙には意外とたくさんの役割があるんですflair

涙が減る、留めておけなくなるということは、これらの働きが無くなることを意味していますtyphoon

たかがドライアイと思わずに、診断された時はしっかり治療しましょうhappy01