続々、寄生虫の夏

こんにちは!月曜日です!鈴木です!!

毎日30分歩いて通勤しているのですが、ここ最近毎日汗だくですsweat01

汗っかきの鈴木にはツライ季節になってまいりました。

ベビーパウダーでも買おうかな...

近付くとほのかにベビーパウダーのにおいがする獣医師っていかがなものなんでしょう?

 

さてそんな話は置いといて、今日は蚊のお話。

「何だよ、蚊かよ。どーせフィラリアの話だろ。もう聞き飽きたよ。」

と思ったそこのあなた。

その期待、裏切ってみせましょう。

蚊は蚊でも今日はネコのお話。

さて皆さん、下の写真のように耳がブツブツになっているネコを見たことはありませんか? (Small Animal Dermatorogy 2012 Nov-Dec.Vol.8 No.6から引用改変)粟粒性皮膚炎 耳

そうです、これがネコが蚊に刺されたときに出る典型的な症状です。

蚊がいなくなれば自然軽快する事がほとんどですが、皮膚の症状が出ている間は強い痒みが出ます。

ひどい場合は耳の後ろがただれてしまうぐらい掻き壊すこともあります。

治療法は蚊に刺されないようにすること。

当たり前ですが、ノラネコや外に出るネコに多く発症します。

最近ではやっと屋内で飼うことが当たり前になってきネコですが、まだまだ屋内外を自由に行き来しているネコも多いのが現状です。

蚊に刺されてかわいそうな耳にならないよう、ネコは屋内で飼いましょう。

以上、ネコの蚊のお話でした。

今週はこの辺でpaper