急性の下痢

こんにちは、獣医師の佐藤です。

今回は、急性の下痢についてお話したいと思います。

 

「昨日から下痢になり、何度もゆるいうんちをしています。元気はあるし、ご飯も食べてるんですが・・・」

こう言った主訴の患者さんは比較的多いと感じます。

下痢をする際、腸のどこかに炎症があることが多いのですが、

うんちの回数が増え、粘膜便などのべとっとしたしたものがうんちに付着しているのは大腸炎のサインになります。

急性の大腸炎の主な原因は、食事の変化(フードの変更や、拾い食い、新しいおやつ)、ストレス、寄生虫がほとんどになります。

これらを区別するには糞便検査がとても重要になります。

院内でできる糞便検査はそんな高い検査でもなく、結果がすぐ出るので、

来院の際には、できるだけうんちを持参していただけたらと思います。


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獣医師:

佐藤