虹彩萎縮について

明けましておめでとうございます。

獣医師の横田です。

今回は、虹彩萎縮についてお話させていただきます。

虹彩は、黒目の部分で瞳孔括約筋と瞳孔散大筋という2種類の筋肉でできています。

これらの筋肉は神経で調節されていて、光刺激などによって収縮したり散大したりします。

虹彩の筋肉は、様々な原因で断裂することがあります。

これを虹彩萎縮といいます。

多くは加齢性に起こりますが、眼の中の炎症などによって虹彩がダメージを受けることで起こったり、犬種特異的に起こることもあります。

見た目には、虹彩に穴が開いているように見えたり、レース状に見えたりします。

特に治療方法はありませんが、虹彩の動きが悪くなってくるので、目に入る光の調節がしずらくなり、眩しいと感じるようになります。

海辺や山など太陽光が強い場所では、刺激が強いので目を細めたりして、入る光の量を最小限にするかもしれません。

眩しい場所、時間を避けたり、ご状態によってはワンちゃん用のサングラスなどもご提案しています。

何かありましたらお声をおかけくださいね。


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獣医師:

横田