フィラリアの検査って??

こんにちは、看護師の大久保です。

去年に引き続き、我慢のゴールデンウィークが終わりました。

皆さんはどう過ごされましたか?

 

アステール動物病院は、連日沢山のワンちゃん・ネコちゃんで賑わっていましたよ。

特にワンちゃんのご来院が多かったです。

それもそのはず。

ゴールデンウィークといえば、動物病院が1年のうちで最もにぎわうフィラリア症予防のシーズン真っただ中!!

当院では、5月中旬までにフィラリア症予防薬(駆虫薬)の投薬を開始していただくことをオススメしています。

 

お薬の処方をご希望の方・・・

まずは、フィラリアに感染していないか確認する為の血液検査が必要です。

(※冬生まれの子犬ちゃんや通年で予防されているわんちゃんなど、検査が必要ない場合もございます。)

感染している子がそれを知らずにフィラリア予防薬(駆虫薬)を服用してしまった場合、

体内に寄生したフィラリアが急激に死滅し、死骸が血管に詰まってしまう事で多臓器不全を起こします。

フィラリアの検査をせずに薬の服用を開始するのは大変危険です⚠

 

 

今日は、『フィラリアの検査って何?採血が必要なの?採血ってどうやるの?』

という疑問にお答えすべく、フィラリアの検査についてご紹介させて頂きたいと思います。

当院では、フィラリア症に感染してしまっているワンちゃんを見逃さない為にも、血液を使った二種類の検査を行っています。

 

①フィラリアキットを使った抗原検査

 

 

このキットはワンちゃんの血液からフィラリア成虫の抗原を検出するようにできています。

キットに血液を垂らし、反応するのを待ちます。

5~10分後に判定窓に何本線が出たかを確認します。

 

一本・・・陰性

二本・・・陽性(フィラリア抗原を検出)

 

②血液鏡検検査

 

 

 

 

 

 

スライドに血液を垂らし、顕微鏡を使って血液中にフィラリアがいないか確認します。

キットを使った抗原検査では少数の成虫しか寄生していない場合、

結果が『陰性』と出てしまうことがあるため、必ず二つの検査を行った上で『陰性』の

証明書を発行する事になっています。

 

 

 

では、採血の様子をのぞいてみましょう!

撮影に協力してくれたのは、ミニチュア・シュナウザーの鉄平君です♪

 

興奮した様子で先生に抱きかかえられて処置室に連れて来られた鉄平君。

緊張してるかなードキドキかなー・・・

 

 

おや?緊張していると思いきや、なかなか凛々しい表情を浮かべていらっしゃる。

かっこいい!!

血管を浮き上がらせるため、看護師の保定により後足を駆血されていますが、

全く動じずカメラ目線!!

かっこいい!!

 

そしていよいよ採血の瞬間。

 

 

採血部位は毛むくじゃらにしか見えませんが、アルコールで消毒をして毛をかきわけ、

しっかりと血管を確認できる状況で針を刺します。

ほんの少量の血液をいただき、絆創膏を巻いたら採血終了です。

5~10分すれば止血できますので、お家に帰ったら必ず絆創膏を外してくださいね。

ペリペリと簡単に外れますよ。

 

以上、フィラリアの検査についてご紹介させていただきました。

皆さんにご納得いただいた上で検査を勧めていきたいので、

わからない事、ご不安な事があれば遠慮なくおたずねください!

 

 

 

 


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大久保