高血圧症

こんにちは、獣医師の佐藤です。

今回は高血圧症についてお話ししたいと思います。

最近、健康診断で健康なワンちゃんの血圧測定を実施することが多いのですが、

数値上では高血圧と判断に至ることがとても多いです。

犬猫の血圧の基準値は人のものと同様で、収縮期血圧が150mmHgを超えると高血圧と診断します。

ただ、犬猫の血圧の判断は難しく、慣れない環境下では興奮してしまい高血圧の数値を示すことがよくあります。

本当は血圧が正常な子でも、病院での測定では収縮期血圧が180mmHgを超えてしまう子もいます。

高血圧症は本態性と二次性に分類され、動物では本態性は稀で二次性に発生する高血圧が多いと言われています。

特に腎不全、甲状腺機能亢進症、クッシング症候群、糖尿病に続発する高血圧がよく見られます。

高血圧の判断には、他に血圧を上げてしまう基礎疾患がないかをチェックすること、場合によってはオーナー様の抱っこのもと血圧の再測定が必要になります。


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佐藤