こっちに来ないで😾💢
こんにちは、看護師の山田(サンタ)です🎅
普段はヤマダですが、クリスマスが近くなると名字の読み方が変わります。
…というのは大嘘なんですが😁
クリスマスジョークです🎄失礼いたしました。
今回は社会的距離についてお話しさせていただきます。😾💢 🐈
動物のもつ領域なのですが、関係性や状況によって距離は変わります。
特に単独行動をする猫ちゃんは社会的距離に対する意識が強いです。
5つの領域があるのですが1つずつ簡単にご説明します🤞
分かりやすく絵を書きました⇓

まず、オレンジ(茶色?)の円
生活圏(home range)
日頃の生活で行動する範囲です。平均生活圏は雄猫の方が広いです。
餌が充分にあると生活圏は小さくなります。
次に緑の円
縄張り(territory)
他の個体が侵入することを積極的に拒み防衛しようとする領域です。
縄張りの目印として自分の匂いを残します。
緑の周りを囲む青の円は
逃走距離(flight distance)
見知らぬ個体が近づいてきたときに争いを避けるため逃げ出す距離です。
猫ちゃんの場合は2m前後です。
そして黄色の円
臨界距離(critical distance)
逃走距離よりも短いです。
防御的攻撃が表れる距離です。
(逃走したくてもできない場合や気づくのが遅れた場合など)
最後にピンクの円
個体的距離(Personal distance)
身体的な接触を含めた親密な接近を許す距離です。
親密でない相手が入ってくると顔見知りでも威嚇して接近を阻止します。
母子などの親密な個体だけが許される領域です。
人間のパーソナルスペースと似ていますね🫂
生物と心の距離を縮めるのはとても難しいことですね…(哲学)