GWですが、食事と寿命のこと

みなさん、こんにちは。

ゴールデンウィークになりましたね。

寒かったり、暑かったりで体調を気をつけてくださいね。

特に暑い日はこの時期でもわんちゃん(まれに猫ちゃん)が熱中症になってしまうこともあります。

我が家でも冷房にしてみたり、暖房にしてみたり日によって違う気候ですが

暑い日は通気性を気にしながらお過ごしください。

 

 

今日は私がよく診察時にお話しする食事と寿命の関係についてお話しします。

 

簡単に言うと

 

食事量を少し減らした方が長生きする!

 

と言うものです。

 

美味しいおやつやご飯が売られている現在、与えて喜ぶ姿を見るとついついあげたくなっちゃいますよね?

テレビで美味しそうなわんちゃん、猫ちゃん用のおやつ・フードのコマーシャル見ると買いたくなる気持ちはとてもわかります。

正直、診察していると多くの子が肥満だと思います。

気づいていらっしゃらない方もいるので、私は基本体重を測ってお伝えしようと心がけているのですが

わかっていらっしゃるご家族の方には耳の痛いお話しだと思います。

ダイエットするかどうかは別にして、なるべく正しい情報を提供しようと思いますので

もし気にしないのであれば私の話を聞き流してもらって大丈夫です😀

 

最初の話に戻りまして

海外の報告にはなりますが

48頭24組の同腹のラブラドールのペアを

一般的な食事量と25%減らした食事量で14年間観察した研究結果になります。

フードを減らした方が一般量の子より15%長く生きた!と言うものになります。

15%は約2年間。ラブラドールで2年ってめちゃ長いと思います。

大型犬だと太って寝たきり介護になるのも寿命以外で怖いことだと思いますよね。

 

いずれにしても

適正な食事と節度を持ったおやつなどのカロリー摂取が重要かと思います。

長くご家族ともに人生・犬生を楽しく過ごすために

どうしたら良いかは、ご家族でよく話し合っていく必要がありそうですよね。

 

本日はこのくらいで終わりにしようと思います。

 

詳しくみたい人は

↓こちらから参照してください。

https://newscenter.purina.com/LifeSpanStudy

 

 

それではまた。


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院長:

松尾

獣医師